MLBレッドソックスでプレーした日本人選手

野球グローブ

アメリカ東部、ボストンに拠点を構えるレッドソックスには、これまで多くの日本人選手がプレーしてきました。著名な選手をご紹介します。

まずは日本人選手の中でもMLBの世界を切り開いた野茂英雄選手です。同選手は2001年、2002年にレッドソックスでプレー、ノーヒットノーランを達成するなど、目覚ましい活躍を見せました。次に松坂大輔選手。2006年、ポスティングシステム(入札制度)により西武ライオンズから移籍、入札額と契約金を合わせると1億ドル越えという破格の契約で話題になりました。序盤3シーズンはエースにふさわしい活躍を見せました。特に入団1年目はチームをワールドシリーズ優勝に導くなど、その活躍は未だに語り継がれています。同時期には元日本ハムの岡島選手も在籍していました。松坂選手から岡島選手への日本人リレーは、日本のファンを唸らせる光景でした。田沢選手はプロ野球を経ず、直接レッドソックス入りし、有名になりました。セットアッパーとして長年チームに貢献、上原選手と並び盤石の布陣としてレッドソックスの屋台骨となりました。

その上原選手もまた、レッドソックスで大活躍しました。特に2013年、クローザーとして起用された上原選手は、ほとんど失点をしない完璧な投球を披露。1イニングあたりの奪三振率は10を軽く越え、WHIP(1イニングあたり何人のランナーを出すか)は0点台と、MLBトップの成績を残し、チームのワールドシリーズ優勝に貢献しました。

レッドソックスは日本人選手と深い関係にあるチームと言えます。